うちの食卓 イタリア主婦のおいしい家庭料理 - 担当編集者ブログ -

ブログトップ
うちの食卓
「うちの食卓」編集者が綴る、本のこと、イタリア料理、食材の話など。
コメント・TB大歓迎
メールはこちら→
カテゴリ
本のお知らせ
本の補足
ブログ紹介
イタリア食材
調理器具
イタリアのこと
雑記
このブログについて
コメント・TBについて
プリント方法
以前の記事
タグ
検索
link
●こちらから購入できます!
アマゾンで購入する
セブンアンドワイで購入する
楽天ブックスで購入する

●リンク
OVUNQUE
うちの食卓 Non solo italiano


湖のほとりで 公式サイト
関連記事:コチラ
7月18日(土)より
銀座テアトルシネマにて公開

お菓子の店 cuoca クオカ
関連記事:
パスタに合う粉について
1回目 2回目 3回目

サルデーニャ島のオーガニックexvオリーブオイル サンジュリアーノ
関連記事:
taekoさんの
サルデーニャ紀行
その1 その2 その3 その4
taekoさんが作る
サルデーニャ料理
その1 その2
サルデーニャ紀行裏話
1回目 2回目

espressamente illy エスプレッサメンテ イリー 公式サイト
関連記事:
Espressamente illyの
バリスタに聞くエスプレッソ話
1回目 2回目 3回目
ビアレッティのマキネッタを
使ったモカコーヒーの淹れ方
1回目

タカラトミー 【Pasta Pasta パスタパスタ】
taekoさんの
PastaPasta試用レポート
1回目 2回目 3回目
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30
  イタリアンコーヒーの話(4) マキネッタでおうちカフェ
 

おはようございます、O田でございます。


espressamente illy 日本橋中央店のドリンク10%オフサービス
illyパウダーコーヒープレゼント、現在も受け付け中でございます。
前者は4月30日まで、
後者は4月4日午前8時が締め切りです。

折しも桜が見ごろの時期、
千鳥ヶ淵や上野公園などで満開の桜をカメラに収めつつ目で楽しみ、
日本橋に移動しておいしいエスプレッソを楽しんだ後、
ついでに銀座で食事なんぞを楽しむ…なんてのもいいですね。
プレゼントの方も、ふるってご応募ください。

詳細は→コチラ


さて、だいぶ飛び飛びになりながらお話しさせていただいておりました
エスプレッソ話ですが、
最終回となります今回、ようやく
マキネッタ(直火式エスプレッソマシン)のお話をしたいと思います。
引き続き、espressamente illy マネージャー 中川直也さんに
お付き合いいただくほか、
今回は、イタリア・ビアレッティ社の日本輸入総代理店、
株式会社クリンプの常田浩司さんにもご協力いただいてます。



c0195533_5251514.jpg
これが、ビアレッティのマキネッタ、モカ・エキスプレスです。
見たことある方も多いのではないでしょうか。
1杯~18杯用までサイズのバリエーションは豊富です。


マキネッタ自体は様々なメーカーから販売されていますし、
ビアレッティでもいろんなタイプのマキネッタを販売していますが
イタリアでは、マキネッタ=モカ・エキスプレス、というイメージが
とても強いそう。
かつてウォークマンがポータブルオーディオプレーヤーの代名詞に
なったのと同じような感じと思ってくださっていいと思います。
ちなみに、イタリアの国内シェア70%を誇る定番商品であり、
サイズ違いで複数そろえている家も多いそうです。


私自身も、タエコさんちに伺った時に一緒に調理器具などを見て回ったのですが
「マキネッタを買うんだったら、
"おじさんマーク"のついたのがいいよ」
といわれて、ビアレッティの2杯用サイズのものを買いました。
ちなみに、この"おじさん"はビアレッティの創業者
アルフォンソ・ビアレッティをモデルにしたものだそうです。


c0195533_5254560.jpg
私が買ったマキネッタはステンレス製。形はちょっと違いますが
構造的には上記のモカ・エクスプレスと全く同じです。
常田さんにお見せしたら
「おー、イタリアでよくステンレスのものがありましたねぇ」と、
変なところで感心されました。


モカ・エキスプレスはアルミ製で、材質的なことを考えると
ステンレス製の方が、ややクリアな味に仕上がるそうですが、
イタリア人の大半は「モカ・エキスプレスはアルミでないと!」と
こだわる人が多いそうです。



さて、このマキネッタ、日本では「直火式エスプレッソマシン(メーカー)」
と言われることも多いですが、常田さんによれば、
「そもそもマキネッタは、
『エスプレッソ』を淹れるための道具ではないのです」、と。


え、どういうこと?


「イタリアではマキネッタで入れたコーヒーのことを
『モカ・コーヒー』、略して『モカ』といいます。
つまりは、『イタリアンコーヒー』という大枠があって
その中に『エスプレッソ』があり、『モカ・コーヒー』がある。
そもそも、エスプレッソとモカは別物、と
思ってほしいのです」(常田さん)


私は常々、マキネッタで入れるコーヒーが
お店で頂くものと味が違うのは、
自分の腕が悪いせいだと思っていたのですが、
常田さんによると、
「まぁ、あの、その可能性もあるのですが、
マキネッタで入れたコーヒーは、モカ・コーヒーであって、
エスプレッソではないので、味わいが違うのは当然なんです」


なんだ、よかったー(ホッ)。


常田さんによると、
イタリアでは、モカ・コーヒーは家庭の味、という
意味合いが大きいのだそう。
何年、何十年と使いこんで
手になじんだマキネッタで入れたコーヒーは
まさに「うちの味」を体現するひとつ。
実際、家ごとに色々と味わいが違うそうですよ。
イタリアの人は、外ではエスプレッソ、家ではモカ・コーヒーと、
飲み分けることで、オンオフを切り替えているのかもしれませんね。



では、さっそく使い方…ですが、その前に
絶対やってほしいのが、
コーヒーを入れて抽出し、飲まずに捨てる…という作業。
一見もったいないですが、これをやらないと、金気臭くて
とても飲めたもんじゃありません。


説明書などを見ると「2~3回」とありますが、
「私の実感では10回ほど、必要な気がします」(常田さん)とのこと。
慣らしの回数はお好みですが、最初のコーヒーの数十グラムは
おいしく飲むための投資ということで、割り切って使ってください。



はい、では、実践。

c0195533_526668.jpg
まずは、[上部ポット]の下部に
[フィルター]とゴムパッキンがちゃんとはまっているか確認。
[フィルター]とゴムパッキンは経年劣化するので、定期的に交換する必要があります。


c0195533_5263210.jpg
[下部ポット]に水を入れます。
ラインがついているものはラインまで。ないものはバルブの下を目安に。
1人前の目安は60㏄。


c0195533_527032.jpg
[バスケット]にコーヒーパウダーを入れます。
スプーンでふんわり入れて、トントンと軽く慣らせばOKだそう。
専用マシンを使う場合はタンパーでがっちり固めて入れますが(タンピング)
圧力が低いマキネッタの場合は不要。むしろ、やるとおいしくありません。
1人前の目安は8グラム。


c0195533_5273097.jpg
[上部ポット]と[下部ポット]をがっちり閉めます。
ここできっちり閉めておかないと、きちんと圧力がかかりません。
私は普段、ここが甘くてよく失敗します…。


c0195533_5275139.jpg
コンロにかけます。私は普段焼き網を置いてその上にのせているのですが、
「それで、いいんです」(常田さん)とのこと。ホッ。
火加減は[下部ポット]の直径からはみ出ない程度。ゆっくり抽出するのがコツです。
しばらくすると[下部ポット]内の水が沸騰し、
ノズルを通って[上部ポット]にモカ・コーヒーが吹き上がります。
このへんは好き好きですが、基本的には蓋は開けません(飛び跳ねて危ないです)
沸騰してしばらく経つと「ゴオッ、ゴオッ」といった音が
出てくる(サイズによって音が違います)ので、耳を頼りにしばし待ち、
音が静かになったら火を止め、カップに注いでいただきます。
1人前の出来上がり目安は50㏄。



難しいのが火加減と抽出。
耳を頼りに火の止め時を決めるのが結構難しく、
うっかり煮詰めちゃうことも…。
1杯用の抽出時間はおおよそ3~4分。
3杯用で6~7分程度が目安だそうですが、
モカ・コーヒーに限らず、試行錯誤を繰り返すのも
コーヒーの愉しみのひとつだと思いますので、ぜひいろいろ試して
「うちの味」を作ってみてはいかがでしょうか。



淹れたら温かいうちにきゅっと飲んでほしいのですが、
ここで、常田さんからひとつ提案。


「このモカ・コーヒーを
同量のお湯で割って飲んでみてほしいんです

えー、お湯で割る…と思いきや、この飲み方、
近年イギリスでは非常に定番の飲み方なんだそう
(ちなみに、タエコさんもいつもお湯で割って飲んでいるそうです)
フランスのカフェでは、「キャッフェ・アメリカーノ」なんて
メニューもありますから、エスプレッソ、モカ・コーヒーをお湯で割るのは
ヨーロッパ方面では珍しいことではありません。
いわゆる、深炒りコーヒーの味わいになり、
酸味よりも苦みを好む人ならドンピシャの味になります。


マキネッタで淹れたモカ・コーヒーは他にも応用可能。

氷を入れたグラスに注げば、すぐにカッフェ・フレッド(アイスコーヒー)
モカ・コーヒーとミルクを1:2で割って同様にグラスに入れれば
カッフェラッテ・フレッド(アイスカフェラテ)に。
リキュールやシロップを入れてもよし。
かなり応用自在なコーヒーなのです。
自宅にいながらにして、お手軽にさまざまなバリエーションが楽しめるわけで
「おうちカフェ」的なアレンジを楽しんでみるのもいいですね。


ことにマキネッタで淹れたモカ・コーヒーは
ミルクとの相性が抜群にいいという特徴があります。
モカ・コーヒーにたっぷりのミルクと砂糖を入れたカッフェラッテ
ぜひ一度飲んでみてください。朝にぴったりですよ」(常田さん)
ちなみに、ビアレッティでは「ムッカ・エキスプレス」という
カプチーノ、カッフェラッテ専用メーカーがあります。
ファンサイトもあるので、ご興味のある方はぜひ→ムッカファンクラブ


ちなみに、使用するコーヒー豆ですが、
常田さんも、いろいろなコーヒー豆を試したそうですが
illyのパウダーコーヒーが一番相性がいいと実感しているそうです。
ということで、ビアレッティでは、コーヒーはillyの商品を推奨しております。

もともとイタリアではillyとビアレッティは昔から
コラボすることが多く、長年にわたって信頼関係があるそうで
illyではその名も「MOKA(モカ)」というマキネッタ専用の
パウダーコーヒーまで販売しています。
日本でも明日、4月1日に販売される予定だそうですよ。



で、もうひとつのコラボ商品が、
クールディモカ(Cuor di Moka)というマキネッタ。
商品名の「クール」は、cuore(クオール:心)のことでして
まぁ、直訳すると「MOKAのハート」でしょうか。

c0195533_5284465.jpg
ハートのマークがデザインのポイントです。

このマキネッタは、イタリアのilly本社に勤める女性が
モカ・エキスプレスを愛するがあまりに、使いにくいところを改良し、
より使いやすく、おしゃれなデザインにしたもの。


モカ・エキスプレスの場合、構造上、どうしても
最後に抽出されるコーヒーには雑味が混じることが多いのですが、
クールディモカは、専用のバルブ(ブリューイングバルブ)
取りつけたことで必要以上の抽出を制御し、
雑味部分が混じるのを防ぐ機能を持つのが最大の特徴。
つまり、マキネッタで一番難しいところを簡単にしてくれる…というわけで
モカ・エキスプレスよりもクリアな味に仕上がります。
私もちょっとお借りして使わせていただきましたが、
ホントに抽出が止まっていて驚きました。
モカ・エキスプレスよりもちょっとお高めですが、
ぶきっちょを自認する方だったら、こちらの方がお勧めかもしれません。


c0195533_5311159.jpgc0195533_5313843.jpg

(左)このハートがコーヒーの抽出を止めてくれます。
(右)ガチッとはまってより圧力がかかりやすくなっています。
材質は厚みのあるアルミ合金なので重量感、高級感たっぷり。



ちなみに、このクールディモカ、ほかにGran Gala(グランガラ)という
シルバーカラーもあります。

c0195533_5321619.jpg


c0195533_532437.jpg
イタリアのillyではこんな感じで店内販売されています。
後ろにあるコーヒーパウダーは「MOKA」。


日本では正規輸入品はクールディモカのみで、東急ハンズなどで
購入できますが、クールディモカ グランガラは
espressamente illy限定商品になる予定だそうです。
クールディモカ、モカ・エキスプレスも店内で販売予定なので、
ご興味のある方はぜひ、espressamente illyをのぞいてみてください。



てなわけで、4回にわたってお話ししてきたエスプレッソ話も
これでおしまいです。
私自身、普段はペーパードリップで淹れていましたが
慣れるとマキネッタもかなり手軽で、いい感じですよ。
ぜひ、お店のエスプレッソ、おうちのモカ・コーヒーと
イタリアンコーヒーを楽しんでみてくださいね!



今回ご協力いただいたお店
espressamente illy 日本橋中央通り店
東京都中央区日本橋2-5-13 日本橋富士ビルディング1F
03-3510-6580
東京メトロ(銀座線・東西線)日本橋駅 B4出口すぐ
定休日:無休
営業時間 平日 7:00~22:30/土曜日 7:00~22:30/日・祝 7:00~21:00



講談社MouRa 「うちの食卓」紹介ページ
【タエコさんのブログ 】うちの食卓 Non solo italiano


[PR]
by uchisyoku | 2009-03-31 06:19 | イタリア食材
<< 刷り出しを見てきました エスプレッソ プレゼントのお知らせ >>


お気に入りブログ
最新のトラックバック
手打ちパスタと前菜いろいろ
from MINT
「うちの食卓」のラザーニ..
from 別冊aradas☆japan
うす曇りのマチェドニア
from 神戸 original ki..
パスタマシンで手打ちラザニア
from 天然酵母パン粉闘記
五月のチェリータルト
from 神戸 original ki..
ナスのフジッリ by う..
from Kitchen diary
茄子のソース by うち..
from 神戸 original ki..
Grazie mille..
from La Casa dei Vi..
ほうれん草とリコッタチー..
from MINT
ミルフィーユ風ラザニアb..
from 神戸 original ki..
栗と胡桃の和風タルト
from 神戸 original ki..
ブロッコリーとリコッタチ..
from MINT
リコッタチーズとほうれん..
from MINT
ファルファッレ 豚挽肉の..
from MINT
西東京の食卓③
from 別冊aradas☆japan
イタリアンでバースデーパ..
from Kitchen diary
illyのEspress..
from 今日のゴハン
ブロード作ってます
from MINT
マイブーム
from T's ~ 私流日々
Mangiate di ..
from La Casa dei Vi..
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧