うちの食卓 イタリア主婦のおいしい家庭料理 - 担当編集者ブログ -

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  イタリアワインについて補足
 

おはようございます、O田でございます。

先週は大変芸能ニュースが賑やかで
普段、あまり野次馬根性のない私ですらテレビにかぶりつきでしたが
皆様はいかがお過ごしでしょうか。

タエコさん、怒涛の更新をされていて、
ちょっと驚いたりもしているのですが、私はもちろん、
皆様にとっても、新しい記事をたくさん読めるというのは
嬉しいことじゃないでしょうか。


間が空いてしまったうえ、
有隣堂さんに見本を置かせていただいたお知らせ
はさんだのもあって、だいぶ以前の話になってしまったのですが
イタリアワインに関する話、まだ補足が
ございましたので、ここで一気に更新させていただきます。

 「うち食」に合うイタリアワイン 最強リスト!
 「うち食」に合うイタリアワイン 最強リスト! 続き

上記の記事では、
「イタリアワイン最強ガイド」の著者である川頭義之さんによる、
「うちの食卓 イタリア主婦のおいしい家庭料理」に合うワインを
セレクトしていただきましたが、
今回は、もうちょっとざっくりと、
イタリアワインの楽しみ方をご紹介したいと思います。


今回ご協力いただいた、川頭義之さんは、
元々は普通の会社員だったそうで、
ワインや酒類とは畑違いの仕事をされていたそうです。
イタリア人の奥様と結婚したのがきっかけで
イタリアワインのおいしさに目覚め、
現在はご夫婦でイタリアワインの輸入斡旋業を営んでおられます。

そんな川頭さんが一番大事にしているのは、
「真にコストパフォーマンスのある」ワインを紹介する、ということ。
なので、「イタリアワイン最強ガイド」でも、
100本ものお勧めワインが紹介されていますが、その半分が
気楽に買える3000円以下のワインで占められています。


ただ、まぁ、そんな膨大なリストを見てもなぁ…
という方もいらっしゃると思います。

そんな方のために、この本では、もっとざっくりと
ハズレを引きにくいコツが紹介されていました。


鉄則1
 白ワインはアルトアディジェが本命。
鉄則2
 赤ワインなら、とりあえずトスカーナから検討。

これだけです。
とはいえ、これだけじゃ、もっとわからんという方もいるハズですので
(というか、私自身、すぐにピンとは理解できなかったです)
以下、少々、解説をば。


アルトアディジェとは、
トレンティーノ=アルト・アディジェ州のことをいい、
オーストリアに隣接するイタリア最北端の州です。

c0195533_10365021.jpg
赤丸で囲んだ部分が、トレンティーノ=アルト・アディジェ州です。
地図はこちらより作成。


イタリアでは、全20州すべてでワイン生産が行われており、
それぞれに土着の品種を使った
"ご当地色"の強いワインが作られているのが
イタリアワインの魅力のひとつなのですが、
中でも、アルトアディジェは、最良の白ワイン生産地として知られており、
そのレベルも世界水準のものが多いそうです。


ところで、赤ワインと白ワインの違いですが、
ご存知でしょうか。
まずは、ブドウの品種が違う…のがひとつですが
(赤ワインには赤ぶどう、白ワインには白ぶどうを使うのが一般的です。
ただ、モノによっては赤ぶどうで白ワインを作るものもあるそう)

もうひとつ、大きく違うのは、
赤ワインは皮も種も果実も使い、果実をつぶした状態で発酵する、
白ワインは、皮と種を取り除き、果汁になった状態で発酵する、
のだそうです
(これは一般的な話で、醸造家によってはこの限りではありません)

話がずれましたが、一般的には
白ワインの方が赤ワインよりもおいしく作るのが難しいそうで、
だからこそ、第一歩は良質の生産地で作られたものを
選ぶのがよい、とのことでした。


さて、トスカーナは、皆さんもご存じの
トスカーナ州を指すわけですが、
イタリアの赤ワイン生産の双璧が、このトスカーナ州と
ピエモンテ州のふたつだそう。
簡単に味の違いを説明すると、
「ピエモンテは酸味主体、トスカーナは果実味主体」と
考えて差し支えないとのこと。
日本人は、酸味より甘みを好む傾向が強いそうなので、
まずはトスカーナからお勧めする次第。
なかでも、ハズレが少ないのはキャンティ・クラシコだそうです。


ちなみに、キャンティ・クラシコとは、地域名でして、
トスカーナ州キャンティ地方のほぼ中心部に位置する、
限られた生産地域の名称です。



上記の画像はWikipediaの「キャンティ」のページにある
キャンティ、およびキャンティ・クラシコの生産地域の地図です。
この用に限られた地域で作られたもののみ、
その名を名乗るのを許されているわけなのです。


鉄則1も2も生産地の州名だったように、
まずは、レベルの高い生産地名を覚えるのが、一番近道のようです。
州名を覚えたら、次は地方名、さらに地域名と狭めていくと
理解がラクなように思います。
(気軽に楽しむのであれば地方名くらいで十分な気がしますが)

地方名くらいまでは判別できるようになったら、次はワイナリー。
でも、それこそ、星の数ほどあるので、ゼロから覚えるのは大変です。

むしろ、「おいしかったなー」と思ったワインは、
ラベルを見てワイナリー名をチェックし、
次回は同じワイナリーの違うワインを飲んでみる。
おいしかったら、そのワイナリーとの相性がいい証拠ですし、
そうでなかったら、同じ地域の違うワイナリーのものを飲んでみる。
そんな感じで、コツコツ"お気に入り"を増やしていくのが
長く楽しめるような気がします。


もうひとつ、ハズレを避けるコツとして、
保存状態のいいワインを買う、というのが挙げられます。

そんなの当たり前だろー、とお思いでしょうが、
事実、私の近所の酒屋では、直射日光が店内を満たしており、
なかなかよい感じに陽に当たっておりました。
そういう店もたまにあるんです…。

しかし、たとえ、店内の環境は良くても、
日本に来るまでの保存状態が悪ければお終いです。
それを確認する術はありませんが、
ひとつ目安になるのが、
「リーファーコンテナ」で輸送されているか、どうかということ。


リーファーコンテナとは、温度調整機能の付いたコンテナで、
それに対して、普通のコンテナは「ドライコンテナ」といいますが、
主に生鮮食品や医薬品などを輸送する際に使われるものです。

ただ、リーファーとドライではコストが約3倍違うので、
基本的に2000円以下のワインでは使用することは少ないそうです。
それでも、あえてリーファーを使う輸入業者もありますが、
その場合は、たいてい、ラベルに「リーファーコンテナ使用」
と書かれているハズです。
地道な方法ですが、そうやって、
"良心的な"輸入業者をチェックしていく…のも
ひとつの方法だそうです。

c0195533_1042575.jpg
手持ちの空きビンからいくつか撮影してみました。
あくまでひとつの目安ですが、参考にしてみてください(クリックで拡大)。


さて、最後に、購入後の自宅での保存方法も伺ってきました。

川頭さんいわく、
未開封なら冷暗所でOK。
ワインの保存は14度前後と言われていますが、
急激に上がり下がりしなければ、もうちょっとだけ高くても大丈夫。
ただし、今の時期は、未開封でも冷蔵庫の野菜室に
入れておいた方がいいかもしれませんね。

飲みさしはコルク栓、もしくはフタをして、赤白問わず冷蔵庫に。
これで1週間は全然問題ないそうです。
バキュバンを使えば2週間持つけど、
ひとり暮らしの人でも、1週間あれば、十分飲みきれるでしょ」

川頭さんは奥様と二人暮らしですが、
3種類のワインを料理に合わせてとっかえひっかえしながら、
1週間で飲みきるそうです。
ワイン1本で8杯が目安なので、ちょうどいい感じですね。
1本開けたら、律儀に全部飲み切ってから、
新しいワインを開ける…とせずとも、
こんな感じで、気軽にワインを楽しめるといいですね。


ただし、
「タンニンの多いものは、冷やすと渋みが増すので、常温で保存して
2-3日のうちに飲みきった方がベストです」とのこと。
フルボデイタイプの赤ワインは、
できるだけ、早めに召し上がってください。

ちなみに、白=冷やすという定説がありますが、
実は、冷やすのは酸味を抑えるためなのだそう。

白だから冷やすのではなく、
酸が強いから、冷やして角を取るわけでして、
酸味の穏やかなワインであれば、無理して冷やさなくてもいいそうです。
逆にいえば、ちと酸の強い赤なら、軽く冷やすと
おいしくなる…かもしれないわけで、
このへん、お約束にとらわれず、自由に楽しんでください、と
おっしゃっておられました。


というわけで、長々ととづけてきたイタリアワイン話ですが、
川頭さんのご著書「イタリアワイン最強ガイド」には、
当ブログでも延々とお話ししてきた
リーズナブルでおいしいワインを選ぶコツのほか、
リストランテのワインの裏側、
日本人のためのイタリアワイン史、
州ごとのオススメワイン、そして、
名醸造家へのインタビューなど、
読み応えのある記事が満載ですので、ご興味のある方はぜひ。


今回ご協力いただいた皆様
川頭義之さんのHPとBlog
HP   イタリアワイン真実の口
ブログ イタリアワイン真実の口・BLOGヴァージョン
著書  イタリアワイン最強ガイド

ワインマーケット PARTY http://www.partywine.com/
150-0013 東京都渋谷区恵比寿4-20-7
恵比寿ガーデンプレイス内 恵比寿三越隣
11:00~21:00 不定休

山本酒店 http://www.yamasake.com/
181-0013 東京都三鷹市下連雀4-16-18
JR三鷹駅 南口より徒歩10分 下連雀消防署前 
11:00~23:00(日祝 22:00) 木曜定休

ワイングローリアス http://wine.b-smile.jp/
540-0021 大阪市中央区大手通2-4-5 コーポ・プルミエール1F
店舗    10:30~21:00(土 10:30~17:00) 日祝休
ワインバー 17:30~21:00(L.O.20:30) 土日祝休


講談社MouRa 「うちの食卓」紹介ページ
【タエコさんのブログ 】うちの食卓 Non solo italiano


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by uchisyoku | 2009-08-10 10:51 | イタリア食材
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