うちの食卓 イタリア主婦のおいしい家庭料理 - 担当編集者ブログ -

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  イタリアワインについて補足
 

おはようございます、O田でございます。

先週は大変芸能ニュースが賑やかで
普段、あまり野次馬根性のない私ですらテレビにかぶりつきでしたが
皆様はいかがお過ごしでしょうか。

タエコさん、怒涛の更新をされていて、
ちょっと驚いたりもしているのですが、私はもちろん、
皆様にとっても、新しい記事をたくさん読めるというのは
嬉しいことじゃないでしょうか。


間が空いてしまったうえ、
有隣堂さんに見本を置かせていただいたお知らせ
はさんだのもあって、だいぶ以前の話になってしまったのですが
イタリアワインに関する話、まだ補足が
ございましたので、ここで一気に更新させていただきます。

 「うち食」に合うイタリアワイン 最強リスト!
 「うち食」に合うイタリアワイン 最強リスト! 続き

上記の記事では、
「イタリアワイン最強ガイド」の著者である川頭義之さんによる、
「うちの食卓 イタリア主婦のおいしい家庭料理」に合うワインを
セレクトしていただきましたが、
今回は、もうちょっとざっくりと、
イタリアワインの楽しみ方をご紹介したいと思います。


今回ご協力いただいた、川頭義之さんは、
元々は普通の会社員だったそうで、
ワインや酒類とは畑違いの仕事をされていたそうです。
イタリア人の奥様と結婚したのがきっかけで
イタリアワインのおいしさに目覚め、
現在はご夫婦でイタリアワインの輸入斡旋業を営んでおられます。

そんな川頭さんが一番大事にしているのは、
「真にコストパフォーマンスのある」ワインを紹介する、ということ。
なので、「イタリアワイン最強ガイド」でも、
100本ものお勧めワインが紹介されていますが、その半分が
気楽に買える3000円以下のワインで占められています。


ただ、まぁ、そんな膨大なリストを見てもなぁ…
という方もいらっしゃると思います。

そんな方のために、この本では、もっとざっくりと
ハズレを引きにくいコツが紹介されていました。


鉄則1
 白ワインはアルトアディジェが本命。
鉄則2
 赤ワインなら、とりあえずトスカーナから検討。

これだけです。
とはいえ、これだけじゃ、もっとわからんという方もいるハズですので
(というか、私自身、すぐにピンとは理解できなかったです)
以下、少々、解説をば。


アルトアディジェとは、
トレンティーノ=アルト・アディジェ州のことをいい、
オーストリアに隣接するイタリア最北端の州です。

c0195533_10365021.jpg
赤丸で囲んだ部分が、トレンティーノ=アルト・アディジェ州です。
地図はこちらより作成。


イタリアでは、全20州すべてでワイン生産が行われており、
それぞれに土着の品種を使った
"ご当地色"の強いワインが作られているのが
イタリアワインの魅力のひとつなのですが、
中でも、アルトアディジェは、最良の白ワイン生産地として知られており、
そのレベルも世界水準のものが多いそうです。


ところで、赤ワインと白ワインの違いですが、
ご存知でしょうか。
まずは、ブドウの品種が違う…のがひとつですが
(赤ワインには赤ぶどう、白ワインには白ぶどうを使うのが一般的です。
ただ、モノによっては赤ぶどうで白ワインを作るものもあるそう)

もうひとつ、大きく違うのは、
赤ワインは皮も種も果実も使い、果実をつぶした状態で発酵する、
白ワインは、皮と種を取り除き、果汁になった状態で発酵する、
のだそうです
(これは一般的な話で、醸造家によってはこの限りではありません)

話がずれましたが、一般的には
白ワインの方が赤ワインよりもおいしく作るのが難しいそうで、
だからこそ、第一歩は良質の生産地で作られたものを
選ぶのがよい、とのことでした。


さて、トスカーナは、皆さんもご存じの
トスカーナ州を指すわけですが、
イタリアの赤ワイン生産の双璧が、このトスカーナ州と
ピエモンテ州のふたつだそう。
簡単に味の違いを説明すると、
「ピエモンテは酸味主体、トスカーナは果実味主体」と
考えて差し支えないとのこと。
日本人は、酸味より甘みを好む傾向が強いそうなので、
まずはトスカーナからお勧めする次第。
なかでも、ハズレが少ないのはキャンティ・クラシコだそうです。


ちなみに、キャンティ・クラシコとは、地域名でして、
トスカーナ州キャンティ地方のほぼ中心部に位置する、
限られた生産地域の名称です。



上記の画像はWikipediaの「キャンティ」のページにある
キャンティ、およびキャンティ・クラシコの生産地域の地図です。
この用に限られた地域で作られたもののみ、
その名を名乗るのを許されているわけなのです。


鉄則1も2も生産地の州名だったように、
まずは、レベルの高い生産地名を覚えるのが、一番近道のようです。
州名を覚えたら、次は地方名、さらに地域名と狭めていくと
理解がラクなように思います。
(気軽に楽しむのであれば地方名くらいで十分な気がしますが)

地方名くらいまでは判別できるようになったら、次はワイナリー。
でも、それこそ、星の数ほどあるので、ゼロから覚えるのは大変です。

むしろ、「おいしかったなー」と思ったワインは、
ラベルを見てワイナリー名をチェックし、
次回は同じワイナリーの違うワインを飲んでみる。
おいしかったら、そのワイナリーとの相性がいい証拠ですし、
そうでなかったら、同じ地域の違うワイナリーのものを飲んでみる。
そんな感じで、コツコツ"お気に入り"を増やしていくのが
長く楽しめるような気がします。


もうひとつ、ハズレを避けるコツとして、
保存状態のいいワインを買う、というのが挙げられます。

そんなの当たり前だろー、とお思いでしょうが、
事実、私の近所の酒屋では、直射日光が店内を満たしており、
なかなかよい感じに陽に当たっておりました。
そういう店もたまにあるんです…。

しかし、たとえ、店内の環境は良くても、
日本に来るまでの保存状態が悪ければお終いです。
それを確認する術はありませんが、
ひとつ目安になるのが、
「リーファーコンテナ」で輸送されているか、どうかということ。


リーファーコンテナとは、温度調整機能の付いたコンテナで、
それに対して、普通のコンテナは「ドライコンテナ」といいますが、
主に生鮮食品や医薬品などを輸送する際に使われるものです。

ただ、リーファーとドライではコストが約3倍違うので、
基本的に2000円以下のワインでは使用することは少ないそうです。
それでも、あえてリーファーを使う輸入業者もありますが、
その場合は、たいてい、ラベルに「リーファーコンテナ使用」
と書かれているハズです。
地道な方法ですが、そうやって、
"良心的な"輸入業者をチェックしていく…のも
ひとつの方法だそうです。

c0195533_1042575.jpg
手持ちの空きビンからいくつか撮影してみました。
あくまでひとつの目安ですが、参考にしてみてください(クリックで拡大)。


さて、最後に、購入後の自宅での保存方法も伺ってきました。

川頭さんいわく、
未開封なら冷暗所でOK。
ワインの保存は14度前後と言われていますが、
急激に上がり下がりしなければ、もうちょっとだけ高くても大丈夫。
ただし、今の時期は、未開封でも冷蔵庫の野菜室に
入れておいた方がいいかもしれませんね。

飲みさしはコルク栓、もしくはフタをして、赤白問わず冷蔵庫に。
これで1週間は全然問題ないそうです。
バキュバンを使えば2週間持つけど、
ひとり暮らしの人でも、1週間あれば、十分飲みきれるでしょ」

川頭さんは奥様と二人暮らしですが、
3種類のワインを料理に合わせてとっかえひっかえしながら、
1週間で飲みきるそうです。
ワイン1本で8杯が目安なので、ちょうどいい感じですね。
1本開けたら、律儀に全部飲み切ってから、
新しいワインを開ける…とせずとも、
こんな感じで、気軽にワインを楽しめるといいですね。


ただし、
「タンニンの多いものは、冷やすと渋みが増すので、常温で保存して
2-3日のうちに飲みきった方がベストです」とのこと。
フルボデイタイプの赤ワインは、
できるだけ、早めに召し上がってください。

ちなみに、白=冷やすという定説がありますが、
実は、冷やすのは酸味を抑えるためなのだそう。

白だから冷やすのではなく、
酸が強いから、冷やして角を取るわけでして、
酸味の穏やかなワインであれば、無理して冷やさなくてもいいそうです。
逆にいえば、ちと酸の強い赤なら、軽く冷やすと
おいしくなる…かもしれないわけで、
このへん、お約束にとらわれず、自由に楽しんでください、と
おっしゃっておられました。


というわけで、長々ととづけてきたイタリアワイン話ですが、
川頭さんのご著書「イタリアワイン最強ガイド」には、
当ブログでも延々とお話ししてきた
リーズナブルでおいしいワインを選ぶコツのほか、
リストランテのワインの裏側、
日本人のためのイタリアワイン史、
州ごとのオススメワイン、そして、
名醸造家へのインタビューなど、
読み応えのある記事が満載ですので、ご興味のある方はぜひ。


今回ご協力いただいた皆様
川頭義之さんのHPとBlog
HP   イタリアワイン真実の口
ブログ イタリアワイン真実の口・BLOGヴァージョン
著書  イタリアワイン最強ガイド

ワインマーケット PARTY http://www.partywine.com/
150-0013 東京都渋谷区恵比寿4-20-7
恵比寿ガーデンプレイス内 恵比寿三越隣
11:00~21:00 不定休

山本酒店 http://www.yamasake.com/
181-0013 東京都三鷹市下連雀4-16-18
JR三鷹駅 南口より徒歩10分 下連雀消防署前 
11:00~23:00(日祝 22:00) 木曜定休

ワイングローリアス http://wine.b-smile.jp/
540-0021 大阪市中央区大手通2-4-5 コーポ・プルミエール1F
店舗    10:30~21:00(土 10:30~17:00) 日祝休
ワインバー 17:30~21:00(L.O.20:30) 土日祝休


講談社MouRa 「うちの食卓」紹介ページ
【タエコさんのブログ 】うちの食卓 Non solo italiano


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by uchisyoku | 2009-08-10 10:51 | イタリア食材
  「うち食」に合うイタリアワイン 最強リスト! 続き
 

おはようございます、O田でございます。

前回の記事では、
イタリアワイン最強ガイド」(文藝春秋社刊)の著者にして、
個人でイタリアワインのインポートなどを手がけられている
川頭義之(かわず よしゆき)さんのご協力のもと、
本書『うちの食卓 イタリア主婦のおいしい家庭料理』にぴったりな
ワインリスト…をご紹介しましたが、
今回はその続きです。

またしても、文字ばっかりで恐縮ですが、
引き続き、メモ片手にご覧ください!

「うち食」に合うイタリアワイン 最強リスト!


++++++++++++++++++++
えびとそら豆のラビオリ ゴルゴンゾーラチーズのソース (28ページ)
濃厚なソースの味わいに負けない逞しさが必要。
いわゆるボリュームのある白ワインを中心に。

チェルビオーロ ビアンコ(サンファビアーノカルチナイア)
"Cerviolo" Bianco San Fabiano Calcinaia
  産地:トスカーナ
  品種:シャルドネ種、ソーヴィニヨン・ブラン種
  風味の特徴:バニラやカカオ、樽熟成のシャルドネ
  価格目安:3500円
  SHOPリンク1 SHOPリンク2
ファーザーズアイズ(ディレナルド)
"Fathers Eyes" Di Lenardo
  産地:フリウリ
  品種:シャルドネ種
  風味の特徴:トロピカルフルーツ、バニラ、トースト
  価格目安:2100円
  SHOPリンク1
ソービニョン モック(サンタマッダレーナ)
St.Magdalena Sauvignon "Mock"
  産地:アルトアディジェ
  品種:ソーヴィニヨン・ブラン種
  風味の特徴:パッションフルーツ、エキゾチックフルーツ
  価格目安:2900円
  SHOPリンク1

O田補足
タエコさんは実はほとんどお酒が飲めないとのことですが、
「そんな私ですら、この料理だけは
『ワインを出さなければいかんかな』と思います」と
言っていたのがこのひと皿です。
えび、トマトソース入りペストクリーム(32ページ)」も
なかなかリッチなソースですので、
とくにスカンピで作った時にはここから選んでみては。


++++++++++++++++++++
たことルッコラのペスト (38ページ)
魚介の入ったひと皿なので、
ワインにも海を感じさせるミネラル質(塩気)が必要。
スッキリとした喉越しと味わいの白ワインをチョイスしています。

ヴェルメンティーノディガッルーラ(ピエロマンチーニ)
"Vermantino di Gallura" Piero Mancini
  産地:サルディニア
  品種:ヴェルメンティーノ種
  風味の特徴:アロマチックハーブ、柑橘系の果実
  価格目安:1900円
  SHOPリンク1 SHOPリンク2
ファランギーナ(カンティーネファッロ)
"Falanghina" Cantine Farro
  産地:カンパーニャ
  品種:ファランギーナ種
  風味の特徴:柑橘系の果実、ハーブ
  価格目安:1800円

O田補足
"ミネラル質"というのはワインを日常的にたしなむ人が良く使う表現ですが、
なかなかその意味合いを説明するのは難しいところがあります。
まぁそういう表現もあるんだ、程度に覚えておくと選ぶ時に便利かと。
そういえば、1本目のワインはサルデーニャのワイン。
タエコさんがサルデーニャから帰宅後に作っていた「ボッタルガのパスタ」にも
このワイン、ピッタリ、バッチリですよ。


++++++++++++++++++++
サーモンとルッコラのペペロンチーノ (42ページ)
スモークサーモンは味わいが濃く、個性が強い食材。
よって、同じように強めの味わいを持つ白ワインが合います。

タマルディ(モンキエロカルボーネ)
"Tamardi" Ranghe Bianco Monchiero Carbone
  産地:ピエモンテ
  風味の特徴:柑橘類、トロピカルな香り
  品種:ソーヴィニヨンブラン種、シャルドネ種
  価格目安:2300円
  SHOPリンク1
ヴェルディッキオ テッレシルバーテ(ラディステーザ)
"Terre Silvite" Verdicchio  La Distesa
  産地:マルケ
  風味の特徴:アロマチックハーブ、柑橘系フルーツ
  価格目安:3400円
  SHOPリンク1 SHOPリンク2

O田補足
こちらも、ひとつ上のお料理同様、
ミネラル質の豊富なワインを選んでいただいています。
あさりとズッキーニのオイルソース(19ページ)」にも良さそうですね。
白とはいえ、味わいの強いタイプなので肉料理にもいいそうですよ。


++++++++++++++++++++
プチトマトのソース (41ページ)
トマトの酸味に負けない果実味を持つ赤ワインがマスト。
白ワインならば、味わいのしっかりした、香り豊かなものを選ぶのがいいでしょう。

ロッソイブレオ(グルフィ)
"Rossoibleo" Gulfi
  産地:シチリア
  品種:ネロ・ダヴォーラ種
  風味の特徴:丸ごとアメリカンチェリーの香りとフルーツ
  価格目安:2400円
  SHOPリンク1 SHOPリンク2
カーザボスキーノ(サンファビアーノカルチナイア)
"Casa Boschino"  San Fabiano Calcinaia
  産地:トスカーナ
  品種:サンジョヴェーゼ種、カベルネ・ソーヴィニヨン種、メルロ種
  風味の特徴:しっかりとした果実味とワインのバランスの良さ
  価格目安:2800円
  SHOPリンク1 SHOPリンク2
ソアベ モンテチェリアーニ(サンアントニオ)
"Monte Ceriani Soave" Sant'Antonio
  産地:ヴェネト
  品種:ガルガーネガ種
  風味の特徴:完熟したフルーツ、アロマチックハーブ、上級のソアベです
  価格目安:2300円
  SHOPリンク1

O田補足
同様にプチトマトの甘酸っぱさがおいしい
プチトマトのパン粉焼き(63ページ)」にも、上記のワインがオススメです。
ちなみに、3本目の「ソアベ」とは、
ヴェネト州のソアーヴェ村を含む周辺地域で作られるワインの名称なので、
「ソアベ(もしくはソアーヴェ)」とついたワインは山ほどあります。
こちらのワインを探す時はワイナリー名(サンアントニオ)も
セットで覚えてチェックしてくださいね。


++++++++++++++++++++
じゃが芋とたこのサラダ (53ページ)
酸味の強い料理には、
同様に酸味のしっかりした白ワインを合わせるといいでしょう。
ここでは特に香りに特徴があるものを選んでいます。

マルスーレ ピノグリージョ(テレザライツ) 
"Le Marsure Pinot Grigio" Teresa Raiz
  産地:フリウリ
  品種:ピノグリージョ種
  風味の特徴:アロマチックハーブ、洋ナシ
  価格目安:1550円
  SHOPリンク1
バグアス ヴェルメンティーノディサルディニア(デイッダ) 
"Baguas" Vermentino di Sardegna Deidda
  産地:サルディニア
  品種:ヴェルメンティーノ種
  風味の特徴:柑橘系フルーツ、ハーブ
  価格目安:2000円
  SHOPリンク1

O田補足
さっぱり酸味のあるお料理というと、他では
白いんげん豆ときゅうりのサラダ(52ページ)」
パプリカ、ポロねぎのグリルマリネ(54ページ)」等もそうでしょうか。
きりっとよく冷やして召し上がってください。


++++++++++++++++++++
というわけで、だいぶボリュームのある記事でしたが、
いかがだったでしょうか。
いい機会ですので、お料理に合わせて選んでいただきましたが、
まずは、手に入るものから少しずつ楽しんでいくのもいいと思いますよ。


ちなみに、ここで紹介した24本のワインには
ネットショップへのリンクを貼っているものもございますが、
これらのショップはいずれも川頭さんと取引のあるお店とのことで、
ここで紹介したワインが手に入りやすいので、参考までに貼っております。
いずれも実店舗もありますので、
近くにお住まいの方は立ち寄ってみてはいかがでしょうか。


ワインマーケット PARTY http://www.partywine.com/
150-0013 東京都渋谷区恵比寿4-20-7
恵比寿ガーデンプレイス内 恵比寿三越隣
11:00~21:00 不定休

山本酒店 http://www.yamasake.com/
181-0013 東京都三鷹市下連雀4-16-18
JR三鷹駅 南口より徒歩10分 下連雀消防署前 
11:00~23:00(日祝 22:00) 木曜定休

ワイングローリアス http://wine.b-smile.jp/
540-0021 大阪市中央区大手通2-4-5 コーポ・プルミエール1F
店舗    10:30~21:00(土 10:30~17:00) 日祝休
ワインバー 17:30~21:00(L.O.20:30) 土日祝休


今回ご協力いただいた川頭義之さんのHPとBlog
HP   イタリアワイン真実の口
ブログ イタリアワイン真実の口・BLOGヴァージョン


講談社MouRa 「うちの食卓」紹介ページ
【タエコさんのブログ 】うちの食卓 Non solo italiano


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by uchisyoku | 2009-07-18 07:27 | イタリア食材
  「うち食」に合うイタリアワイン 最強リスト!
 

こんばんは、O田でございます。

前回の記事からだいぶ経ってしまって申し訳ありません。
よっしゃ、日曜日には更新するぜ…と思っていたのですが、
思わず選挙特番に見入ってしまいました(一応、都民なので…)。
ほんとにスイマセン…。

ま、それはさておき、
今回のテーマは、予告通りイタリアワイン!


私自身、イタリアワインというか、ワインそのものの知識は
ほとんどないに等しいのですが、
せっかくおいしいレシピがいっぱいある
料理本の編集をしているのだから
それにふさわしいワインって何なのか知りたいな…
という思いがあり、
イタリアワインに関する本を読んだりしていたのですが、
その中の1冊である
イタリアワイン最強ガイド」(文藝春秋社刊)という本が
私には大変面白く、興味深い話がたくさん載っていたのでした。

c0195533_1582885.jpg
「喧嘩売ります」ってオビがまたすごいですね。


というわけでして、
今回は、その「イタリアワイン最強ガイド」の著者である
川頭義之(かわず よしゆき)さんのご協力のもと、
本書掲載の料理に合うワインを選んでいただきました。
「おいしいワインを一緒に楽しみたいけど、
いったいどれを選んでいいか分からない」と
お悩みの皆様に、参考になれば幸いです。


以下は若干、注意点です。
さすがに全部の料理に…というのも図々しいので、
いくつか代表的なお料理をピックアップした中で、セレクトして頂いています。
選んだワインの価格目安も書いていただいていますが、
買い付け時のレートや、政治、経済状況の変化による輸送コストなどの変動によって
上下しますので、あくまで目安としてお考えください。

扱いショップのリンクを張っていますが、必ずそのショップにある…
というわけではなく、
当然ながらその店でしか扱っていないというわけではありません。
また、価格目安はそのショップでの販売価格ではありませんので、
その点ご容赦ください。

ワイン名の表記についてですが、
基本的には「商品名(ワイナリー名)」という形で表記しています。

今回は字ばっかりで大変恐縮ですが、
以下、ぜひメモ片手にどうぞ!!


++++++++++++++++++++
えび、アスパラガス、くるみのオイルソース (8ページ)
基本的なセレクトは白ワインで。
えび、アスパラなどの素材の甘味が
ワインの酸味と余韻でマッチングすることをイメージして、
香り豊かで酸味が比較的強めのワインを選んでいます。

ゲベルツトリミナー(サンタマッダレーナ)
"Gewurztraminer" St.Magdalena
   産地:アルトアディジェ
   品種:ゲヴュルツトラミネール種
   風味の特徴:ライチやバラなど豊かな香り、ふくよかな酸味と果実味
   価格目安:2350円
   SHOPリンク 1 SHOPリンク 2
ロスマン ソービニョンブラン(ヴィディコルトーリ アルトアディジェ
"Losmann" Sauvignion Viticoltori Alto Adige
   産地:アルトアディジェ
   品種:ソーヴィニヨン・ブラン種
   風味の特徴:パッションフルーツ、特にエキゾチックフルーツの芳香
   価格目安:2800円
   SHOPリンク 1
トォー! フリウラーノ(ディレナルド)
"Toh !" Friurano Di Lenardo.
   産地:フリウリ
   品種:フリウラーノ種
   風味の特徴:青リンゴ、アーモンドの心地よい苦味
   価格目安:1800円
   SHOPリンク1

O田補足
「ナッツの香ばしさ、甘さがアクセントになっているお料理なので、
それをイメージして選んでください」とお願いしています。
ちなみに、3本目の「Toh!」は
イタリアでびっくりしたときに出す音だそうです。


++++++++++++++++++++
赤パプリカとバジリコのクリームソース (13ページ)
クリームを使った料理に合わせるのは、実は意外と難しいのです。
赤ならタンニンが少なく、かつフルーティなもの。
白ならボリュームが少しあり、クリームの濃厚さに負けない酸味を持つものを、
とイメージするといいと思います。

ヴァルポリチェッラ(サンアントニオ)
"Valpolicella" Sant Antonio.
  産地:ヴェネト
  品種:コルヴィーナ種、ロンディネッラ種
  風味の特徴:軽めの赤、チェリーなどのフルーツ香主体。
          ぜひ、このワインは軽く冷やして飲んでください!
  価格目安:1650円
サンタマッダレーナ フックアンバッハ(サンタマッダレーナ)
St. Maddalena "Huck am Bach"
  産地:アルトアディジェ
  品種:スキアーヴァ種、ラグレイン種
  風味の特徴:軽めの赤、チェリーなどのフルーツ香主体。
  価格目安:2000円
  SHOPリンク1
ヴァルカンツィリア(グルフィ)
"Valcanziria" Gulfi
  産地:シチリア
  品種:カリカンテ種、シャルドネ種
  風味の特徴:完熟したトロピカルフルーツ、個性的な味わいです。
  価格目安:2500円
  SHOPリンク1 SHOPリンク2 SHOPリンク3

O田補足
本書ではクリーム系の料理は実は結構ありまして、
セージ風味のクリームソース(22ページ)」
ポルチーニのクリームソース(23ページ)」
ブロッコリーとカリフラワーのクラフティー(64ページ)」等がそうです。
これらのお料理にも、上記のワイン、参考にしてみてください。


++++++++++++++++++++
野菜のラグー (36ページ)
野菜ベースの料理は
まずは白ワインと合わせるのが定番です。赤ワインならばタンニンが少ないもの。
ここでは、香りが豊かで
果実味と酸味のバランスが良いものをチョイスしています。

ロエロアルネイス レチット(モンキエロカルボーネ)
"Recit" Roero Arneis Monchiero Carbone
  産地:ピエモンテ
  品種:アルネイス種
  風味の特徴:アロマチックハーブと白桃
  価格目安:2300円
トルクラム ピノビアンコ(ヴィティコルトーリアルトアディジェ)
"Torculum" Pinotbianco Viticoltori Alto Adige
  産地:アルトアディジェ
  品種:ピノビアンコ種
  風味の特徴:洋ナシ、リンゴ
  価格目安:2000円
  SHOPリンク1
ビアンコ パッツォ(ソラニア)
"Bianco Pazzo"
  産地:トスカーナ
  品種:トレッビアーノ種、ほか
  風味の特徴:ハーバル、フルーティ
  価格目安:1300円
  SHOPリンク1 SHOPリンク2

O田補足
「野菜ベースは白ワインから検討」ということで、
うずら豆のソース ピサレイ(16ページ)」「なすのソース(34ページ)」や
2章の野菜料理などを作った時も、このリストを参考にしてみるといいですね。
ちなみに、3本目の「パッツォ」は
川頭さんがプロデュースしたオリジナルワインです。
デイリー価格なのもうれしいところですよね、ぜひお試しください。


++++++++++++++++++++
ラザーニャ (24ページ)
「"がんばった自分にご褒美"的なワインを選んでください」という
オーダーもあったので、ここではラザーニャに合いそうなものというのを前提に、
ワイン自体の美味しさが大きく、バランスに優れたものを選びました。

チャンパニスヴィエリス シャルドネ(ヴィエディロマンス)
Vie di Romans "Ciampagnis Vieris" Chardonnay
  産地:フリウリ
  品種:シャルドネ種
  風味の特徴:トロピカルフルーツ、
  価格目安:4200円
  SHOPリンク1
キャンティクラシコ(サンファビアーノカルチナイア)
"Chianti Classico" San Fabiano Calcinaia
  産地:トスカーナ
  品種:サンジョヴェーゼ種
  風味の特徴:レッドベリー、スミレ
  価格目安:2800円
  SHOPリンク1 SHOPリンク2 SHOPリンク3
バルベーラダルバ ペリーザ(モンキエロカルボーネ)
"Pelisa" Barbera d'Alba Monchiero Carbone
  産地:ピエモンテ
  品種:バルベーラ種
  風味の特徴:赤フルーツ
  価格目安:1900円
  SHOPリンク1

O田補足
ラザーニャ、作るの大変ですからね。そういう意味で
「ご褒美的なワイン、というニュアンスで選んでください」とお願いしているので、
若干お高めのワインも入っております。
ぜひ、いいことがあった日用などにも検討してください。
もちろん、「ひき肉のラグー(20ページ)」でパスタを作った時にもどうぞ。


++++++++++++++++++++
っとですね、実は全部書いてアップしようとしたところ、
文字制限が入りましたので(涙)、
いったんここで、断ち切らせていただきます。

残りのリストは、次の記事に続きます!


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by uchisyoku | 2009-07-14 04:53 | イタリア食材


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