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うちの食卓 イタリア主婦のおいしい家庭料理 - 担当編集者ブログ -

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「うちの食卓」編集者が綴る、本のこと、イタリア料理、食材の話など。

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  サルデーニャ紀行 Side B
 

こんにちは、O田でございます。

本日より、ゴールデンウィークという方も多いと思います。
幸い、東京はなかなかの好天に恵まれましたが、
皆様のお住まいの地域はいかがだったでしょうか。


さて、タエコさんのブログで現在綴られている、サルデーニャの旅行記、
私自身は、激しく旅心をくすぐられまくっておりますが、
今回の記事は、その裏話的なネタをご紹介しましょう。


サルデーニャとは、イタリア半島の向かって左側に位置する島を含む
地域のことを言います。 →サルデーニャ州 - イタリア政府観光局
本書92ページの地図では、スペースの関係上、省いてしまって
サルデーニャ島は載っていないのですが、
実は地中海に浮かぶ島の中でも、
シチリア島(靴のつま先にある島)に次ぐ大きさの島で、
四国とほぼ同じくらいなのだそうです。

島という性格上、イタリア本土とは異なる歴史、文化、習慣を持つ
サルデーニャは、現在ではリゾート地や観光地として有名で
中でも、西北部にある、"エメラルド海岸"という意味を持つ
[コスタ ズメラルダ Costa Smeralda]は、セレブやVIPの別荘も数多くある
超高級リゾート地として知られています
(もちろん、一般人が泊まれるホテルも、ちゃんとあるそうです)


タエコさんたちが今回宿泊したのは、
[コスタ ズメラルダ]とは反対側の、北東部に位置する
港町[アルゲーロ Alghero]にある、
[ドメニコ・マンカ Domenico Manca]農園が所有する
アグリツーリズモです。 →San Giuliano  Le Residenze di campagna(伊・英) 
ちなみに、アルゲーロの場所はコチラ →Google マップ


アグリツーリズモというのは、
農業(Agricoltura)+観光(Turismo)を合わせた造語で、
ものすごく乱暴に一言でまとめると、
「農家が経営する宿泊施設」、といった感じでしょうか。
アグリツーリズモが誕生した20年ほど前には、
地域振興という意味合いもあったみたいですが、
今やひとつの宿泊形態として定着。
バカンスをのんびり、ゆったり過ごすための場所として
また、ヨーロッパの田舎生活を体験できる場所として
人気なのだそうです。

といっても、別に農業体験を強制されるわけじゃなく
美しい自然に囲まれて、のんびり過ごしましょうというのが第一義。
でもって、取れたてのおいしい野菜や、マンマの手打ちパスタなどの
ご当地料理、その土地のワインなどを楽しむといった感じでして
タエコさんの旅行記にも、そんな様子が綴られてますよね。


で、タエコさん一家が宿泊したアグリツーリズモを経営する
ドメニコ・マンカ農園は、アルゲーロの市街地の西にある
「サン・ジュリアーノの丘」に広大なオリーブ畑を所有しており、
それを原料にしたオリーブオイルを生産、販売しています。

サルデーニャ紀行 Side B_c0195533_19585354.jpg
まさにオリーブの森!


以前にも軽くご紹介しましたが、
その名も「サン・ジュリアーノ」というオリーブオイル、
日本でも発売されており、大手百貨店や専門店、
ネットショップなどで購入することができます。

というわけでして、今回のタエコさんの「サルデーニャ紀行」は、
「サン・ジュリアーノがどんな場所で作られているのか、
日本の皆様にぜひ知ってほしい」ということで
ドメニコ・マンカ農園からのご招待、という形で実現しています。

サルデーニャ紀行 Side B_c0195533_2005322.jpg
オリーブオイル農園の自家製オイルなのです。
「サン・ジュリアーノ」の詳細は→コチラ


なので、今回はいわゆる取材旅行といった側面もあるのですが
通常、この手の取材旅行は、編集者が
事前にいろいろ下調べしておくものなのですが、
私自身のイタリア旅行経験が、タエコさんちとピアチェンツァ市内だけ
(帰り際に、ちょっとミラノに寄っただけ)
という程度の経験値しかないのもあって、ほぼノーオペレーション。
タエコさんには、
ミステリーツアー状態でお出かけいただいていたのでした。


そういえば、1回目の記事に
レジデンスのあまりの豪華さに驚いたタエコさんが、
私にメールする…という下りがありますが、
はい、確かに、メールを受け取ってました。
もともと、緊急事態があればすぐに連絡してください、とお伝えしていたので
午前3時に来たメール(時差は-7時間なので、向こうは20時)に
「すわ、トラブルかっ!?」と身構えたのですが、
メールを読むと、「VIP待遇過ぎて緊張する」(意訳)
という内容だったので、少々腰が抜けた記憶が…。

メールには、レジデンスがとても素敵なこと、
それ以上に、農園の雰囲気が素晴らしくて
いつまでも写真を撮っていたいくらい気に入ったこと、
お嬢さんは、マンカ オーナーのお嬢さんと仲良くなって楽しそうなこと、
野菜、卵、チーズ、肉、オリーブオイルなど、食材はどれも力強い味で、
それらで作られた料理は、何もかもがおいしいこと…。
そんなこんなが、綴られていて、とてもホッとしたことを覚えています。


ちなみに、最初のメールをもらった時に、ふと
「アグリツーリズモの様子、Google MAPで見れるんじゃね?」と気づき、
[San Giuliano]で検索してみたところ、
こんな感じでした。→Google マップ

表示画像を[航空写真](画面右上にあるボタンをクリック)に切り替えると、
ぐっとイメージしやすくなると思います。
マウスホイールを奥に回転させると拡大、手前に回転させると縮小表示します。
左側がアルゲーロ市街です。


高解像度地域ではないので、表示には限界がありますが、
広大なオリーブ畑が広がっている様子はなんとなくわかるんじゃないでしょうか。

サルデーニャ紀行 Side B_c0195533_2013176.jpg
ちなみに、これは、タエコさんから送ってもらった、レジデンスからの写真です。

3回目の記事では、アルゲーロ市内の様子が
紹介されていますが、地図と併せてご覧いただくのも
また違った面白さがあると思います。


というわけで、この話、次回に続きます。


++++++++++++++++++++
「作ったよー」というコメント、TB、ありがとうございます!

昨日ご紹介した、手打ちファルファッレのスープ仕立てに引き続き、
「リコッタチーズとほうれんそうのラビオリ」を作っていただいたのは、
sizuku-namidano さん。
「セージバターがないので、トマトソースで」とありましたが、
それもいい感じですね。
手打ちの生地で作ったラビオリ、モチモチしておいしそうです。

「たことルッコラのペスト」をお作りいただいたのは、kiki-246さん。
先日の「キャロットケーキ」に引き続き、ありがとうございますー。
「家族全員が『ブォーノ』といいました」というご感想、うれしいです。
「野菜のラグー」をマッシュポテトと合わせた前菜も、おいしそう。
ご活用いただいて、とても嬉しいです。

「ピサレイ」をお作りいただいたのは、tsuka-pさん。
3歳のお嬢さんが、(うずら豆でなく)ピサレイを
ことのほか気に入ってくださったとのこと。嬉しいですね。
このピサレイ、パスタもおいしいですが、豆もたっぷり入っているので
豆好きの方にもオススメです。


「作ってくれて、ありがとう!」ブログのご紹介 (順不同)
MINT : ファルファッレ 豚挽肉のラグースープ仕立て
(sizuku-namidano さん)
神戸 original kitchen : たことルッコラのペストby うちの食卓イタリアン
(kiki-246さん)
Pisarei? Gnocci?? 3|La Casa dei Vini Italiani
(tsuka-pさん)


講談社MouRa 「うちの食卓」紹介ページ
【タエコさんのブログ 】うちの食卓 Non solo italiano


by uchisyoku | 2009-04-29 20:30 | イタリア食材
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